時短&スキルアップ!はじめに知るべき超簡単なプロンプトの活用法(2段階質問:学習計画編)

Generative AI
「資格の勉強を始めようと思うけど、計画立てるが難しい」
「どんな風に勉強を進めるのかイメージがわかないんだよね。」
「そもそも資格取得に必要な勉強時間から調べないと・・・」

このようなケースを例に、ChatGPTの活用を見ていきましょう。

本記事の内容

ChatGPTを使って、調べものの効率化を始めませんか?

身近なところでは、資格取得の計画などのひな形を教えてもらうことにも使えます。
プロンプトエンジニアリングを意識して、依頼内容、依頼時の前提条件を付けてみましょう。

簿記2級までの道のり

指示や役割、前提条件、出力方法など、依頼内容を段落分けして、簡潔に列挙して指示をします。
今回は2回の質問をすることで、精度を高めています。

# 命令書:
簿記3級と簿記2級を取得するために必要な勉強時間を教えてください。

回答例


簿記3級と簿記2級の取得に必要な勉強時間は、個人の学習速度や経験、前提知識に
よって異なりますが、一般的な目安として以下の通りです:

1. **簿記3級**:
   - 初心者(簿記の知識が全くない場合):約100〜150時間
   - ある程度の基礎知識がある場合:約50〜100時間

2. **簿記2級**:
   - 簿記3級を取得している場合:約200〜300時間
   - 簿記の基礎知識があるが、3級を取得していない場合:約250〜350時間
   - 初心者(簿記の知識が全くない場合):この場合、簿記3級の勉強時間も含めると、合計で約350〜500時間

これらの時間は、教材や学習方法、集中力、理解度などによって変動します。
また、模擬試験や過去問の練習を多く行うことで、効率的に学習を進めることができます。

回答「簿記3級と簿記2級の取得に必要な勉強時間」を踏まえて、以下の回答をお願いします。
# 命令書:
あなたは、簿記専門学校の教師です。
#前提条件:の生徒が、簿記3級と簿記2級を取得するプランを#出力条件:に準じて回答をしてください。

#前提条件:
大学卒入社3年目の社員
簿記の知識はない
予算編成、予算統制業務のアシスタントを6か月経験
取得のために割り当てられる時間は、1日2時間まで
教材は購入するが、自己学習とする
受験はいつでも行えることとする
勉強開始日を、2023年8月1日を開始日とする

#出力条件:
簿記3級と簿記2級の受験日をマイルストーンにする。
タスクは、WBS形式で記載する。
タスクの内容は、主要な学習パラグラフとする。
主要な学習パラグラフは、標準的な習得に必要な日数とする。(適当ではない)
対象者を、どのレベルと考えたのか(初心者、ある程度の基礎知識がある場合のどちらか)を回答する。

回答例


了解しました。以下に、簿記3級と簿記2級の取得のためのプランをWBS形式で提案します。
このプランは、前提条件に基づき、対象者を「初心者」として考えて作成しています。

## 簿記3級取得プラン

### マイルストーン:
- 簿記3級受験日: 2023年11月15日

### WBS:

1. **基礎知識の習得 (2023年8月1日 - 2023年9月15日)**
   - 1.1. 簿記の基本的な概念の理解 (15日)
   - 1.2. 仕訳の基本ルールの習得 (10日)
   - 1.3. 勘定科目の基本的な理解 (10日)

2. **取引の仕訳練習 (2023年9月16日 - 2023年10月31日)**
   - 2.1. 購買取引の仕訳 (25日)
   - 2.2. 売買取引の仕訳 (20日)
   - 2.3. 貸借取引の仕訳 (15日)

3. **試算表の作成と理解 (2023年11月1日 - 2023年11月14日)**
   - 3.1. 試算表の基本的な構造の理解 (7日)
   - 3.2. 試算表の作成練習 (7日)

## 簿記2級取得プラン

### マイルストーン:
- 簿記2級受験日: 2024年5月15日

### WBS:

1. **簿記3級の復習 (2023年11月16日 - 2023年12月15日)**
   - 1.1. 重要なポイントの復習 (20日)
   - 1.2. 過去の間違えた問題の再確認 (10日)

2. **財務諸表の理解 (2023年12月16日 - 2024年2月15日)**
   - 2.1. 損益計算書の理解 (30日)
   - 2.2. 貸借対照表の理解 (30日)

3. **高度な取引の仕訳練習 (2024年2月16日 - 2024年4月15日)**
   - 3.1. 減価償却の仕訳 (20日)
   - 3.2. 資本取引の仕訳 (20日)
   - 3.3. 税金関連の仕訳 (20日)

4. **総合的な問題の解決と模擬試験 (2024年4月16日 - 2024年5月14日)**
   - 4.1. 実際の取引を元にした問題の解決 (15日)
   - 4.2. 模擬試験と復習 (15日)

対象者を「初心者」として考えています。これは、前提条件に「簿記の知識はない」と明記されているためです。
このプランは、標準的な習得に必要な日数を基に作成しています。
進行に応じて調整が必要な場合がありますので、定期的に進捗を確認し必要に応じてスケジュールを調整してください。

まとめ

プロンプトエンジニアリングを通じて、簿記3級と簿記2級の取得に必要な勉強時間を回答させる
具体的な事例について紹介しました。計画作成のサポートを受けながら、資格取得に取り組んでみませんか。

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